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お知らせ
日本の建築
2013年12月12日 [日記]
先日、川越城に行ってきました。
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曇天模様で、中に入るとヒヤっとします。
駐車場も近く、平日だったので空いていました。
中は本丸跡とはいえ、一般的な本丸のイメージとは違って、屋敷風です。
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現在あるのは再構築した建物らしいのですが、味があります。
日本の古い建築には、脆く儚く、詫び寂びの精神すら感じさせる美しさを備えているようで、とても惹かれます。
また、日本建築は昔から地震と火事との戦いでした。どんなに荘厳に建築しようが、頑丈に建築しようが、なくなる時はあっという間です。川越城も1800年代に焼失しました。そんなあっけなさというか儚さが、より一層魅力的に感じさせるのでしょう。
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実際、こんな庭にゆとりあるお家はそうはないでしょうが、自分の家に欲しくなりますよね。
なんというか、無駄の中に美があるようで、現在の無駄を省く、削る風習とは逆の世界です。
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広縁や縁側のあるお家も見かけなくなりました。昔は近所の農家のお宅などでよく見かけたものでしたが、最近は古民家や歴史的建造物等でなければお目にかかれなくなってきました。今となっては目新しさを感じます。
たまには古い建築物に触れてみると、不思議と新しい感性が生まれるかもしれませんね。
今回は川越城にリフレッシュさせて頂きました。お奨めの癒し空間です。